介護従事者のための医学基礎研修

介護従事者のための医学基礎研修

よりよい介護の第一歩は“高齢者”を知ることから

加齢に伴う身体的・精神的機能の変化を知り、 高齢者への理解を深めること
それはよりよい介護を提供するための第一歩です。
そして高齢者に多い事故や病気の知識をもつことは、医療職とより良い連携ができ利用者様の安全を守るために必要なことです。 弊社の研修は、介護現場で活用してほしい医学知識に基づいた観察、対処方法の習得を目指します。 高齢者医療の現場経験をもつ講師が、体験事例をもとに、臨場感ある研修をいたします。

1ランク上の介護を目指すための6つのテーマ

「利用者様・入居者様に声掛けをしてもやる気がない」
「脱水になる前に言ってくれれば…」

介護者が「ご本人のADLの維持やQOLの向上のために!」と働きかけても ご本人に断られることで、自身のモチベーションが下がってしまうことは多々あります。

ですが、あなたが提案していることは、高齢の方にとって「やりたくない」のではなく「難しいこと」かもしれません。
高齢者の特徴についての知識があれば、「拒否された」ではなく「難しいことだったかな」と捉え方を変えることができます。

また、元気だと思っていても高齢者の体調は急変します。
そのため、利用者様・入所者様の日常的の小さな変化に気付くことができるか否かが、快適な生活を支える介護者には求めらます。

そして気付くことができるかどうかは、日頃どれだけ注意深く観察をしているかによって分かれてくるのです。
介護従事者のための医学基礎研修として、主な6つのテーマをご紹介します。

  1. 高齢者の身体機能および病気の特徴とケアのポイント
  2. 高齢者に起こりやすい事故と対策
  3. 緊急時の対応
  4. 感染対策
  5. 認知症ケア
  6. 虐待防止

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研修プログラム例

 <プログラム例>
研修時間 3時間×6回
対象介護職員(ヘルパー、ケアマネ等)
目的
  1. 加齢や病気による身体的・精神的変化を生活への影響を理解する
  2. 医学知識に基づいた観察、対処方法を習得する
  3. 利用者様の安全な生活を守る予防的な関わりを理解する
効果
  • 加齢による変化や認知症の正しい知識の習得により利用者様に適したケアが提供できる
  • 高齢者に多い事故や病気の理解により利用者様の安全な生活を守る関わりができる
  • 介護職の倫理を再認識することにより利用者様の自立をはかり尊厳を支えるケアができる

Ⅰ 高齢者の身体機能および病気の特徴とケアのポイント

知ることが介護を楽しくする。
介護現場での「なんでだろう」を、高齢者の特徴からひも解きます。
ADLの維持やQOLの向上の第一歩を学びましょう。

Ⅰ 高齢者の身体機能および病気の特徴とケアのポイント
・加齢による身体的・精神的機能の変化と生活への影響
・高齢者の疾病の特徴
・利用者様の自立をはかり尊厳を支えるケア

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Ⅱ 高齢者に起こりやすい事故と対策

「ハッとしたけど怪我がなかったから」と流していませんか?
あなたが介護事故に遭わないために、事例を元に起こりやすい事故と対策について学びます。

・インシデントとアクシデント
・介護事故に対する法的責任
・高齢者に起こりやすい事故とその予防策
・介護事故報告書の正しい書き方と活かし方

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Ⅲ 緊急時の対応

緊急時の3分間、あなたの対応が利用者様のその後を分けます。万が一に備え、プロとしての対応を学びましょう。

・緊急時の対応の基本
・観察のポイントと次救命処置の方法
・症状別、急変時の対応とケア
・高齢者に起こりやすい事故への対応(転倒、転落、窒息)

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Ⅳ 感染対策

感染症は利用者様の安全だけでなく、スタッフ全員の健康、事業所の存続に関わります。
プロとして知っておいてほしいポイントをご説明いたします。

・感染症の基礎知識(感染症の発生、感染経路と主な疾患、感染経路別対策)
・異常を早期に発見する観察ポイント
・感染防止の基本的な考え方(標準予防策)と基礎技術
・食中毒予防の三原則(食品・食器の取り扱い)

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Ⅴ 認知症ケア

反応が読めないため、介護者の負担が重い認知症。プロとして、家族も支援できるだけの知識を身に付けましょう。

・認知症高齢者の理解と生活の捉え方(認知症の定義・分類・発症要因・中核症状とBPSD)
・認知症ケアの基本とBPSDへの対応
・介護をしている家族の理解

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Ⅵ 虐待防止

「やらないと動けなくなるよ」その何気ない一言が虐待になります。
介護者中心の言動は、プロとして適切ではありません。現場のNGケアを、具体例をあげてご説明します。

・高齢者虐待の実態と背景
・不適切ケアと虐待(ケーススタディ)
・身体拘束をしないケア
・ストレスマネジメント(ケーススタディ)

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研修実施までの流れ

研修実施までの流れ

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